全館空調 デメリットとは?

全館空調の特徴は全ての部屋を常に同じ室温でキープし続けられる点ですが、裏を返せば各部屋により異なった室温に設定する事はできないという事です。
そのため、家族の中に暑がりな方と寒がりな方が居たとしても、暑がりな方の部屋は室内温度を低めにし、寒がりな方の部屋の室内温度を高くするという事はできません。
また、窓から日光が入る南側は気温が高くなりやすいので、南側の室温を基準にして設定温度を低めに設定すると、日光が入らない北側に面している部屋では著しく室内温度が低くなる様子もデメリットです。
さらに、各部屋にエアコンを1台ずつ備え付けていく事例に比較すると、初期費用とともにメンテナンスに際する費用が高額になりやすいです。
全館空調を導入する場合に要する初期投資額は200万円から300万円が平均額であり、加えて年間保守費用として5万円の追加費用を支払ったり、1年間が経過した段階でフィルターを交換すべく、フィルター代を出費する必要もあります。

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